10月21日より放送開始、フジテレビ系ドラマ「すべてがFになる」原作あらすじを徹底解剖してみましょう。
『すべてがFになる』の原作者は、推理小説家の「森博嗣」さんです。
『すべてがFになる』は、1996年4月5日に講談社より発行された推理小説で、”サイエンス・ミステリー”といった方がより解かり易い(?)かもしれませんね。
そもそも、 原作者の「森博嗣」(もりひろつぐ)さんとはどんな人物?
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「森博嗣」は工学博士で、元名古屋大学助教授をされていた方です。
大学の助教授をしながら小説を執筆し、「すべてがFになる」で第1回メフィスト賞を受賞しました。
メフィスト賞というのは、講談社発行の小説雑誌の『メフィスト』から生まれた賞で、新人の作家に与えられるものです。
受賞以降も、大学で勤務しながら作品を発表し、人気作家となった方です。
仕事をしながら小説を執筆していたとは、とても驚きます。
「すべてはFになる」の舞台も、大学や研究所などが多いです。
きっと、原作者の身近にありふれていた場面から、このすばらしいミステリー小説が生まれたのでしょう。
「すべてはFになる」は森博嗣のデビュー作と紹介されていますが、実はこの作品はシリーズの第4作として構想されたものです。
デビュー作は派手なほうがいいということで、第1巻として刊行されたという経緯があります。
そして、当初のタイトルは「すべてがFになる日」というタイトルだったのですが、編集部の意見により、最終的には「日」を取って、「すべてがFになる」という印象的なタイトルに決定したそうです。
一文字違うだけで、かなりインパクトが変わるんですね。
「すべてがFになる」のシリーズはこれだけあります。
「すべてがFになる」
「冷たい密室と博士たち」
「笑わない数学者」
「詩的私的ジャック」
「封印再度」
「幻惑の死と使途」
「夏のレプリカ」
「今はもうない」
「数奇にして模型」
「有限と微小のパン」
確か、ドラマでは「2話完結」と言っていましたので、1作を2回に分けて放送する予定のようですね。
第1話は「冷たい密室と博士たち」となっていますが、第3話以降は、どの作品を放送するのかは、わかりませんね。
主な登場人物でも主人公は、N大学工学部建築学科助教授(准教授)の犀川創平(さいかわ そうへい)」とN大学工学部建築学科の生徒の「西之園萠絵(にしのその もえ)」の2人。
創平は、少し変わり者でクールな2枚目で、ズボラなのですが、警察から頼られる程の天才的な分析力と考察力を持っています。
読者は創平のギャップに惹かれるひとも多い様です。
萠絵は、スーパー理系頭脳をもつ、リケジョ。
それも、美女でかなりの資産家なんです。
事件で関わった刑事達の”ファンクラブ”まで出来てしまうくらい、美人なんですね。
けれど、萠絵は犀川一筋?
やっぱり天才はモテますね。
そして、外せない登場人物と言えば、「真賀田四季(まがた しき)」です。
「人類のうちで最も神に近い」と言われる天才。
登場人物を追うだけでも、興味が沸いて来る作品です。
あらすじは・・・
原作と同じく、犀川と萠絵のコンビが、天才的頭脳の持ち主の仕組んだ密室殺人や猟奇犯罪方程式に挑むという、「サイエンスミステリー」です。
言い換えれば、頭のいい「リケジョ」の女子大生と准教授のコンビで、天才的頭脳の持ち主が仕組んだ密室殺人に挑む!
そんな感じです。
「すべてがFになる」の原作は、何度読み返しても面白いと評判です。
ドラマが始まるこの機会に、是非手に取って読んでみてはいかがでしょうか。
実はわたしもいま、読んでいるところなんです。
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2014-10-16 01:03
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